からだの動きについて
「歩く」動きを分析してみる
人は「歩く」時、何も考えずに歩いています。
当たり前のことですが、右足を上げて前に出しながら体重も前に移動させ・・・・
とか、考えて動かしている人はいないと思います。
脳の病気で下肢に麻痺がでた後、リハビリで歩行訓練を行う時は、理学療法士などの指導で、一つ一つの動きを練習していきます。
今回は「歩く」にあたって、基礎となる動きを振り返るために
あらためて、「歩く」動きについて分析してみます。
「歩く」動きを運動力学的な表現をすると「歩行運動」と言います。
歩行運動は、片足が体重を支えている間に、もう片方の足を前に振り出しながら体重も前の方に移動させる動きの繰り返しです。
言葉を見ながら頭で想像してみたら、全くその通りの動きです。
力学的観点から、この「歩く」運きの中で特に重要な動きは、片足で体重を支えている間の動きの前後です。
わかりやすく言うと、踵(かかと)が地面に着く時と、つま先が地面を離れる時です。
この間の動きを視覚的によ~く観察してみたら、4つの動きに分けられます。
1.踵が地面に着く
2.足の裏全体が地面に着く
3.踵が地面を離れる
4.つま先が地面を離れる
さらに、多くの人は進む方向に向かってつま先をやや開く感じで歩いています。
いわゆる「外股」です。
よって足の裏にかかる圧力の順を、よ~く観察してみるとこんな風になっています。
1.踵の内側
2.踵の外側
3.足の指の付け根
4.つま先
地面に踵が着く瞬間は、足の裏が内側を向いており、足の外の縁から地面に着いています。
足が地面を離れる瞬間は、足の裏が外側を向いており、地面を蹴るようにしてつま先が離れます。
歩く時の、あなたの足の動きはどうですか?
人によって骨格や身体の硬さも違います。
この動きは一般的な歩行運動を分析しています。
これが正解で、別の動きなら間違っている、ということではありません。
人体の構造から効率よく「歩く」方法を知っておいた方が、疲れずに歩けることにつながります。
あなたの身体にあった「歩く」動きを見つけてみるものいいですね。
