歩き方・しぐさ…コツを覚えて若々しく

講演に執筆にと活躍する聖路加国際病院理事長の医師、日野原重明さんは、とても95歳には見えない。
その秘訣(ひけつ)は「さっそうとした身のこなし」にあるのだという。
日野原さんが会長を務める「新老人の会」(事務局・東京)では、「さっそうクラブ」というサークルで、若々しい姿勢や動作を学んでいる。(森谷直子)
「新老人」の定義は「はつらつと健やかに暮らしている75歳以上の老人」だが、会に年齢制限はない。20~100歳代の会員約5300人が全国の支部に集い、学習や運動、趣味を深めている。
「さっそうクラブ」は日野原さんが発案。
元ファッションモデルの本田愛子さんを講師に2月にスタートした。
第2回の講座を取材していると、何と日野原さん本人が現れた。
「10歳若く見せたい時、顔だけ若作りしてもだめ。
全身のさっそうとした動きが大切」と、約20人の受講者たちを激励した。
講座は毎回、体操から始まる。
肩や首を回してほぐしてから、まずは基本の姿勢を確認。
そして歩き方。
脚の動きに気を取られがちだが、実は上半身がポイント。
「背筋を伸ばし、平らな板のようになった背中をまっすぐ押されている気持ちで歩くと、自然と脚はついてきます」と本田さん。
教室の前と後ろに大きな鏡を向かい合わせに置き、自分の姿を前と後ろから確認しながら、一人ずつ歩く
初めは皆ぎこちなく、「とってもすてきよ」と本田さんにほめられると、照れ笑いが広がる。
さっそうと見えるポイントは、歩き方だけにとどまらない。
バッグの持ち方一つとっても、ちょっとしたコツを覚えておくだけで印象がずいぶん違う。
2か月後、第5回の講座をのぞいてみた。
受講者たちの動きは若々しく、前回の取材時とはまるで違っている。
58歳の男性は、「家を出る時、『私はモデルだ』と意識して歩き出す。
おしゃれにも気を使うようになった」。
70歳代の女性も、「背中を伸ばして歩くようにしたら、気持ちが良くなり、元気が出てきました」と笑顔で話してくれた。
81歳にして現役の形成外科医、新老人の会会員でもある平山峻(たけし)さんは、「日常動作をさっそうとすることは、健康にもつながる」と話す。
正しい姿勢を保つと、骨や筋肉、内臓や神経にかかる負担が減る。
さらに、見た目が若々しくなって自分に自信がつき、積極的に外出するようになれば、自然と体も鍛えられるという。
「たとえ腰が曲がっていても、気持ちがさっそうとしていれば、若々しくなれますよ」と、本田さんが皆を励ます。
逆に言えば、年齢が若くても、姿勢や動作に力がなければ、不健康を呼び込みそうだ。

http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20070429ik05.htm

「さっそう」とした歩き方、身のこなし・・・・全然できていないです。
若さの秘訣も「気持ち」からなんですね。
昔から「病は気から」とはよく言ったものです。
思っていてもなかなかできていませんが、今日から気持ち新たに「さっそう」と動いてみます。

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