飽きないウオーキング 新コースや旅先歩き
ウオーキングを続けていると、コースの眺めに飽きてしまいがちだ。
家の近所で毎日、コースを変えるのはなかなか大変。
でも、どうせ歩くなら、目にも退屈しないコースを選びたい。
最近はウオーキングのおすすめコースガイド本が出版されているほか、各地でウオーキングイベントが催されるようになった。
小旅行と組み合わせた「トラベルウオーク」は新たな観光のスタイルとして注目され始めている。
ウオーキング向きの靴の新商品も相次いで発売されていて、「形から入る」ビギナーにも取っかかりがつかみやすくなっている。
昭文社はウオーキングを楽しむためのコースガイド『らくらくウオーキングガイド BEST50 関東・甲信越 東北』(840円)を発売した。
関東・甲信越を中心に、50の魅力あるウオーキングコースを紹介した。
自然・歴史・文化などのテーマをそれぞれのコースに設定してあり、興味・関心に近いコースを探しやすい。
東京都内では下町情緒あふれる「浅草」や、独特の風情で知られる「谷中・根津・千駄木」などをチョイス。
歴史的街並みを楽しめるコースとしては、足利氏発祥の小京都「足利」、蔵作りの町並みが続く小江戸「川越」、見所の多い古都「鎌倉」などを選んだ。
自然とのふれあいを楽しめるコースには、湿原植物の宝庫「尾瀬」、原生林と渓流が美しい「奥入瀬渓谷」などを取り上げた。
コースごとに全行程を記した「地図」を添えたほか、コース内の各ポイントを写真で紹介した「ガイド」、全行程と各ポイント間の距離・歩行時間が分かる「コースチャート」などを盛り込んだ。
東京から向かう交通経路を示した「アクセス」、散策の途中に立ち寄れるレストランや温泉施設などの「立ち寄りスポット」なども掲載。
ウオーキングをきっかけにした小旅行をプランニングしやすい造りだ。
旅行を兼ねてのウオーキングは景色が変わる上、名所や自然などに誘われ、足取りも無意識に軽くなる。
バスや自家用車で回るよりも距離感や雰囲気がはっきり感じられて旅情も深まる。
自然の残る水辺を歩いて、健康づくりに役立てようというイベント「みずウオーク」は1995年から始まり、毎年2万人を超える参加者が思い思いの水辺歩きを楽しんでいる。
2007年度は11月までに全国各地で約20回が予定されていて、大会会場までの往復送迎専用バスプランの用意もある。
コースは大会ごとに異なるが、概ね5~20キロ。
自分の体力に合わせて、好みのコースを選んで、マイペースで歩ける。
参加料は事前申し込みの高校生以上が500円(当日700円)、小・中学生は300円(同500円)。
9月1日には旭川大会(北海道・石狩川ほか)、同9日には多摩川大会(東京・多摩川)、同29日には三春大会(福島県さくら湖)が予定されている。
世界遺産に登録された地でのウオーキングは自然や文化を肌で知ることができて趣が深い。
とりわけ熊野古道は人気が高く、世界遺産を歩いて巡るのに便利な「世界遺産・熊野古道ウオーキングマップ」も配布されている。
「美しい日本の歩きたくなるみち推薦会議」は「美しい日本の歩きたくなるみち500選」を発表している。
選ばれたコースの一覧は日本ウオーキング協会のサイトでダウンロードできる(「マイクロソフト エクセル」の.xls形式)。
個人が運営している「週末ウオーキング」のサイトも東京都・神奈川県のウオーキングに向く場所を写真入りで丁寧に紹介している。
旅先でのウオーキング専用に作られた靴がヨネックスの「パワークッション 旅ウォーク」。
観光地を歩き回っても、足に負担がかかりにくいように、従来より約20%大きい衝撃吸収材「パワークッション」を靴底に配した。
砂利道でもガンガン歩ける安定性も売り物だ。
1日通して履き続ける使い方を想定した様々な工夫が施されている。
かかとへの衝撃を吸収し、次の1歩を蹴り出す力に転じる機構が組み込まれていて、歩行が進めやすい。
パワークッションの衝撃吸収力は、落とした卵が割れずに弾むほどだ。
ストレッチ性の高いレザーや人工皮革を使ったのは、足がむくんできても、きつくならないようにという気遣いから。
脇に付けたファスナーを開ければ、飛行機やバスの中など、歩いていない間に足をリラックスさせることができる。
爪先の幅を広げたタイプを追加した。
3.5E幅とゆったりしていて、足の指が開きやすく、地面を足先全体でしっかりグリップできる。
見た目は細く見えるデザインや、仕事場にも履いていける牛革を使い、質感を高めている。
アディダスジャパンは日本で初のウオーキングシューズ「ラクニ」シリーズを発売した。
「楽に(歩ける)」という意味からの商品名で、日本専用のラインアップだ。
日本人の足に合わせた、疲れにくいシューズを開発。
日本人に多い幅が広く甲高な足形を採用している。
路面でつまずきにくいように、靴底を爪先に向かって上に反る形にした。
通気性が高いメッシュ素材を使った「ラクニ CC」が1万2075円、水をはじくゴアテックス素材を使った「ラクニ GTX」が1万5225円の2モデルを用意した。
履くのがたのしくなるような、デザイン性に優れたウオーキングシューズが増えてきたのは、ウオーキングを続ける動機付けにもなる。
カップルで一緒に歩けば、1時間たっぷり2人だけの語らいの時間が持てる。
歩きながら目に入る物すべてが話題になりうるので、話に困ることもない。
健康づくりと夫婦融和が一度に無理なく実現できると分かれば、なおさら続ける気になりやすいだろう。
2007年7月26日 日本経済新聞
http://waga.nikkei.co.jp/play/walk.aspx?i=20070720d6000d6
長いですが、良いことばかりの記事です。
ウオーキングを行うにはもってこいのきっかけ作りのオンパレードです。
歩くイベントからウオーキングシューズのことまで・・・・さすが日経新聞って感じですね。
ウオーキングをしようと思っている人や、ウオーキングのきっかけが欲しい人、さらにはウオーキングを続けるモチベーションが下がってきた人に、是非読んでいただきたい記事を紹介しました。
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